海賊漫画の最高峰『フルアヘッド!ココ』の正統なる続編『フルアヘッド!ココ ゼルヴァンス』は現在第3話まで連載されてます。
前作のキャラもどんどん登場してきて、同一世界を舞台にしている「サンセットローズ」で溜まったフラストレーションを一気に解消!
まあ、いつ「フルアヘッド!ココ」の主要人物が出てくるのかと期待していた自分が勝手に溜めてただけですけどね。
ナッツ、バクチ、カフェル、ノーズ、ドルファン、レイラ、バーツ、ピート・・・etc。
まだ3話なのに前作の登場人物がしっかりと物語に組み込まれてきてます!
逆にココを含むツインソード側のインパクトが足りないかな。今後のツインソードの活躍ぶりを期待させるためにわざとじゃないかと思ってしまうくらい。
もしそうだとしたら完全に術中にハマってるけど(笑)
と、ここで話は本題へ。
前作の主要人物含め魅力的なキャラが登場する「フルアヘッド!ココ ゼルヴァンス」だけど、もちろん主人公は前作同様「ココ」のはず??
これは恐らく間違いないとは思うけど、現在スポットライトを向けられてるのはココじゃない。
今の時点での主役は・・・。
ゼルヴァンス号を駆る白き狂犬「アスカマ・ニグ」
その残虐性と悪魔じみた立ち振る舞い。「ウダウダやってるヒマはねェ!」から変わらない主人公を喰ってしまう圧倒的な存在感。
今回は「アスカマ・ニグ」の今後の展開について考えてみました。
アスカマ・ニグ=天草銀(アマギン)
アスカマ・ニグ→「asukama.nig」
逆から読んだら「gin.amakusa」
そう「天草銀」になります!
日本の高校生活を舞台にしたヤンキー漫画「ウダウダやってるヒマはねェ!」で圧倒的な人気を誇ったキャラ、天草銀(アマギン)。
実の兄に額を銃で撃ち抜かれて殺されてしまうという最期を迎えるもフルアヘッド!ココの世界で再登場。
描き足りなかったキャラをもっと描きたいという作者の思いがこめられている様ですね。
「ウダウダやってるヒマはねェ!」の終わり方も死んだはずのアマギンが「海賊船」というバーで酒を飲んでいる姿で終了するという人気ぶり。
主人公ではなく敵役で登場したにも関わらず、その圧倒的な存在感と危ない格好良さは魅力的でした。
日本刀振り回すし、ウエスタンブーツに仕込まれている拍車で相手の顔を斬ったりと本当にかなり危ないキャラなんですけどね。
その危なさは「フルアヘッド!ココ」の世界でも変わりなし。天使の羽を引きちぎる、バクチを後ろから刺す、アクセルを斬りつける、ピートの娘を人質にして刃を突きつける、カフェルの右足を切断する。
カフェルに関してはかなり強くなっている描写があったのにも関わらず、アマギンの策略にハマってしまい右足を切断されてしまいました。
完全にかませ犬。前作の主要キャラがかませ犬扱いになっているのは少し寂しい気持ちもあるけれど、アマギンなら仕方ないかと思ってしまうのが不思議。
でもバクチ死んでたら怒るけどね。
とにかくまだ3話なのにアマギンが全力で活躍中。
前作の「フルアヘッド!ココ」はココとバーツが主人公だったので、今回も主人公は2人で全く別々の視点で描かれていく??だとしたら「ココ」と「天草銀」が主人公なんてファンには堪らなさ過ぎる展開でテンション上がりすぎるかも。
もしそうなら天草銀の最後は「ウダウダやってるヒマはねェ!」の最後の場面につなげてほしいなと思う。飲んでいたバーの名前も「海賊船」だからうまく繋げられそうだし!
元の世界に戻るために天使を攫って、ゼルヴァンスの世界を目指してるっていうのがアマギンが言いかけた「オレの目的」であってほしいなと期待。
でも実際は異世界ものって雰囲気でもないし、そもそもそれだと完全にアマギン視点なので話の流れが変わってしまう。
でも別作品「風が如く」では戦国時代にタイムスリップして、最終的には戻ってくるなんて展開もしているので完全に無理ってわけではないはず!
なので勝手にドキドキして連載追っていきます!
とりあえずアマギンは主人公で間違いないと断言にておしまい。
他の「フルアヘッド!ココ」の記事はこちら。
ではでは、おしまい。